山形の芋煮って、ご存知でしょうか?日本一の芋煮会で出されるあの芋煮です。今回は、山形県「村山地方」に住んでいた私が、地元で愛されていた芋煮レシピをご紹介します。
基本は、日本一の芋煮会のレシピと同じですが、材料にごぼうとしめじが入るレシピです。
山形「村山地方」芋煮 材料
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山形「村山地方」芋煮レシピ
材料の準備
里芋を剥きます。包丁で剥く、または剥かれた里芋でもOK!
里芋を簡単に剥くポイント
里芋に包丁で切れ目を一周入れます。切れ目の厚さは、2mm程度で充分です。
切れ目を入れると、右のようになります。
全ての里芋に切れ目を入れたら、鍋に水と里芋も入れて茹でます。(里芋は皮ごと茹でますので、土や泥は完璧に落としておきましょう。)
沸騰したら、里芋が柔らかくなるまで煮ます。(完全に柔らかくしなくても大丈夫です)
箸を刺して刺さったら、里芋を取り出して、皮を剥きます。切れ目から剥くと、つるんと剥けますよ!
こんな感じで全ての里芋を剥いていきましょう。
全部剥くと、このようになります。これで里芋の皮剥きは終了です。
こんにゃくの準備をします。
こんにゃくは、手でちぎっておきます。写真のようなサイズが食べやすいです。
材料(ネギ、しめじ、お肉、ごぼう)を切ります。
ネギは、斜めに切ります。太いネギの方が芋煮に合います。
しめじは、バラバラに離しておきましょう。
お肉を切ります。食べやすいサイズであれば、OKです。
ごぼうは、1本を半分に切って、ささがきにします。
これで準備終了です。
材料を調理スタート
お肉で醤油に味付けします。
醤油130mlと砂糖大さじ1と2分の1、お水100ml、お肉を加えてます。
火にかけて、肉に火を通します。
↑グツグツしてきたら、味を見てみましょう。味見してみると、この段階ではちょっと甘い肉の味です。(砂糖忘れたので、足しました笑。レシピの材料通りの砂糖で大丈夫ですよ!)
別の鍋に、水1000mlとこんにゃく、ごぼうを入れ火にかけます。まだ沸騰はしていなくても構わないので、先ほど煮込んだお肉のタレだけを鍋に入れます。
沸騰してきたら、灰汁を取り、里芋としめじを煮ます。
里芋が完全に柔らかくなってきたら、お肉を入れ灰汁を取ります。
ネギを加えて煮込み、酒30ml加えます。
ネギが柔らかくなったら完成です。
山形の芋煮は、醤油で決まる!
山形の芋煮を夫に出したところ、「これこれ!正真正銘の芋煮!シンプルで美味しいよ!」と2回もおかわりをするほど喜んでくれました。
芋煮は、材料や調味料がシンプルです。素材から出るだしと醤油が美味しさの秘訣なので、「醤油」が違えば、芋煮の「あの味」にはならないんですよね。
山形の芋煮を作るなら、必ず味マルジュウorとよた組合醤油を使ってみてください。これだけで格段に芋煮の「あの味」に近づきます。
また、この2つのコツも忘れずに。
✔︎冷凍の里芋は使わない!
✔︎牛肉のタレを加える!
それでも、芋煮の味がうまく作れない。何か足りない!という場合は、コメントに入れていただけますと、コツをお伝えできるかもしれません。
日本一の芋煮会のあの芋煮を作りたい!と言う方の参考になりましたら、嬉しいです。